August
2010
特集:アートとしての生命
- Introduction
- 藤村龍至「「生命」というテ...
- Cover Interview
- 池上高志「構造としてのアー...
- Interview
- 平田晃久「生命のような建築...
- Text
- 市川紘司 「生命のような建築...
- Mail Dialogue
- 稲葉大明 「マンガのなかの生...
- After talk
- 山崎泰寛「生命が考える」
カテゴリー
藤村龍至「「生命」というテーマから捉え直す作家像」

池上高志「filmachine」(YCAM 2006) 提供=池上高志
特集:アートとしての生命
生命はアートのみならず、あらゆるジャンルにとって重要なメタファーであり続けた。ところが、コンピュータの出現によって、生命のように動き続け、変化し続けるシステムを再現できるようになってきた現在、生命は設計できる対象として浮上し、その捉え方は様々なジャンルで見直しが進んでいる。
複雑系科学を研究する科学者でもあり、アーティストとしても活動する池上高志は、デザインと実験を同時に行う場としてアートを位置づける。建築家の平田晃久は、身体と環境を連続させる方法論として、生命というメタファーを導入する。マンガにとっても生命は重要なモチーフであったが、これを稲葉大明と松島潤平は新たな表現の萌芽として理解しようとする。
動き続け、変化し続けるものを捉えることが、科学、アート、建築、サブカルチャーなどいくつもの領域で同時多発的に新たな行動様式をもたらし、新たな科学者像、作家像を生み出しつつあることは興味深く、今回のAARの特集テーマとした。
藤村龍至
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