プロフィール

伊庭野大輔

カレンダー

2012/02

1月 < > 3月

S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ヒット数

  • 本日: 50 hits
  • 累計: 4908 hits
  • ※過去30日の累計を
    表示いたします。

RSS

rss1.0

rss2.0

デザイナーズウィーク スタディ中

11/1(月)から始まるデザイナーズウィーク2011に出展する
「A Full-course Table」のスタディ写真をアップします。


今回の作品は
①お皿だけでできたテーブルを作り、
②実際にそこで食事をして、その風景を撮影し、
③もう一度①のテーブルにその映像を再投影する

というプロセスを踏むことで、
食事を提供してはいけないというコンテナの制約条件の中で、
いかに食を使わずに新しい食の空間を生み出すことができるかということを
考えています。

というわけで順を追ってスタディの紹介していきます。




①テーブルについて

お皿だけだと落ちてしまうので、一つ一つのお皿をボロノイ領域としたときの
ドロネー三角形がそのまま構造体となることで、皿の接点にしか構造体が来ないため、
真上からはお皿しか見えないような仕組みにしています。


フレーム



お皿を載せた状態




②食事風景について

せっかくのイベントなので友人を招いてランチパーティを開催して、
友人とその奥様方に料理の腕を振るっていただきました。

実際撮影した料理の完成風景はあまりにもすご過ぎるので内緒です。
こちらは途中の盛り付け風景です。
これでも十分すごいですが。


盛り付け中。




③映像について
撮影した料理風景の再投影。
まずはプロジェクターの投影データをお皿型に変形するスタディから。



そしてランチパーティの時の映像を入れ込みます。
皿と映像がちゃんと重なるかが精度の分かれ目。


映像を確認する藤井さん



しかし撮影したものを投影し、
それをまた撮影するというのはとてもメタで面白いですね。

作品を作るときは毎回そうなのですが、
構想はできても実際の作品の迫力が想像できないまま、
とりあえず全力で走っているという感じです。

もしかしたら逆に想像ができないから「作ってみたい」
という根源的な力がわき出ているのかもしれません。

みなさんぜひ見にいらしてください。


伊庭野大輔 / id+fr

展覧会のご案内



このたび、藤井さんと東京デザイナーズウィーク2011 に
出展させていただくことになりました。

A Full-Course Tableという作品で、無数の皿をつなぎ合わせて作られたテーブルに、
食事の風景や様々な映像を投影するインスタレーションを行います。
「食べる」という直接的な行為ではなく、食の器から広がる新たな「食のかたち」を提案しています。

皆様是非足をお運び頂ければ幸いです。


---------------

TOKYO DESIGNERS WEEK2011
コンテナ展&フードインスタレーションsupported by ZAGAT SURVEY
http://www.tdwa.com/tdw/special/exhibition/container.html

会 期 2011 年11 月1 日(火)~ 11 月6 日(日)6日間開催
時 間 11:00 ~ 21:00(最終日 ~ 18:00 予定)
会 場 明治神宮外苑 中央会場 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2-3
最寄駅 JR 中央・総武線「信濃町駅」「千駄ヶ谷駅」
銀座線「外苑前駅」
銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目駅」
大江戸線「国立競技場駅」


---------------

渋谷区立宮下公園 再訪

以前宮下公園を訪れた際の写真が雨+iphoneであまりにもクオリティが低かったため、
いつかもう一度天気の良い日に訪れたいと思っていましたが、
ようやく晴れた日に渋谷に来ることができました。
いやぁ、やっぱり公園は晴れの日がいいですね。



交差点にある入口。





管理棟の裏。
女性のダンサーが踊っていたので、真下には行けず。





管理棟とその奥に見えるフットサルコート。
いい木漏れ日落ちてますね。





クライミングウォール。
あまりに暑いのでパラソルが出てました。





スケボーコート。
できた当初に訪れた時は、通りがかったスケートボーダーが、
「スケボーってのは街の中でやるからいいんだよ、こういう施設作ったって誰も使わねーよ。」
とか言ってましたが、
何のことはなく、めちゃめちゃ人が集まって技を競い合ったり、
技のテクを教えあったりと、とてもいいコミュニケーションが生まれていました。


この日はスケボーコートに一人、管理棟の外にお茶売ってる人が一人いましたが、
運営している人が見えるというのは維持管理の面でとてもいいですね。
自販機もないし、昔に比べて清潔感がかなりアップしたと思います。
まだ行ってない人は是非。

京都 佐川美術館&かみ添

父の還暦祝いで京都に行ってきました。
で、その翌日は会社の同期の雑喉さんのすすめで、
京都からちょっと遠出して琵琶湖の右側にある佐川美術館に行ってきました。
京都から電車で30分+駅からタクシーで1500円くらい。
一人で行くとちょっと高い。




外観。こちらは平山郁夫館。
設計は竹中工務店。





池に浮かぶ樂美術館の地下の展示室。
奥のトップライトも池の中なので、晴れた日は水紋が壁面を揺らめくそうです。





樂吉左衛門館の茶室。
雑喉さんのアドバイスで電話で予約したので無事入れました。
高透過ガラスが床の石の途中に入っているので、その存在をまるで感じない。
そのおかげか、池からの光が軒天にきれいに反射して中まで光が鈍く入ってくる。
とても静謐な空間。


「危ないので絶っ対に石の部分は歩かないようにしてくださいね。」
という案内のお姉さんの忠告を完全に無視したおばさんたちが、

「バッッッコーン!!キャー!痛ーいい!!」
っと、思いっきり頭をぶつけていた。うわー痛そう。
だから言ってんのに。

っていうほどにガラスの存在を感じないのです。
こんなにいい空間なんだから、
頼むからゆっくり静かに見させてほしいと願う。



茶室に至るまでのアプローチや水露地なども素材にかなりこだわっていて
見ごたえあります。









続いて京都に戻り、山崎泰寛さんに紹介していただいた「かみ添」さんを来訪。
写真は店主の嘉戸さん。
お店は大徳寺をちょっと南にいったところにあります。

嘉戸さんはもともとはグラフィックデザイナーで、
その後、唐紙の老舗「唐長」で学び、独立をされたとか。
もっとくわしく知りたい方はこちらのブログを読まれることをおすすめします↓
http://blog.rinnou.net/zenken/archives/2010/10/post_921.html








店内です。
壁紙って最近でこそ大きなサイズで印刷されていますが、
嘉戸さんは昔ながらの大きさのA3弱くらいのサイズの唐紙を用い、
それをタイルのように貼り合わせていくことで全体を作っていきます。

貼る順番や紙の重なりもかなり重要なようで、絶対に左下から右に重ねて貼っていくそうです。
それは縁起のようなものだとか。

また、重なりは9mmくらいが一番綺麗だとおっしゃっていました。
これをもっと攻めると唐紙の伸びなどで美しく見えなくなってくるそうです。
あえて目地のようなものをしつらえてスケール感を出す操作は建築的で好感がもてます。

また一度下に紫の紙を貼り、その上に白の紙を貼ることで、重なりの小口の陰影を強調した作品もおいてありました。

そのような紙の小口に意識がいく感覚や、写真のようにトルコの文様をパターン化するのは
グラフィックをやっていたときに得た感覚であると言っていました。

まあ、とにかく置いてある紙のデザインや文様がどれもとてもセンスがいいんですよ。
磁器のような質感のハガキとか、自分で作った唐草模様とか、
嘉戸さんの便箋で手紙を書いて送ったら、
「お、こいつやるな」と思われる感じです。

紙って建築の素材としてイマイチまだ踏み込めていなかったんですが、
老舗の伝統を守りつつも新しいデザインの可能性を広げている嘉戸さんと話していると
もっともっと可能性がありそうな感じがしました。

周辺のお店も面白そうなところがあるのでオススメです。
また是非来たい。



福岡

仕事で福岡にちょっとだけ行ってきました。


アイランドシティ中央公園中核施設「ぐりんぐりん」/伊東豊雄





ネクサスワールド レム・コールハース棟/OMA




ホテル・イル・パラッツオ/アルド・ロッシ




アクロス福岡/日本設計




福岡銀行本店/黒川紀章


ぐりんぐりんやアクロスなど、建築自体がアクティビティとなっているものは見に行った感が味わえて良いです。
福岡銀行もピロティがあまりにもでかく、視界に屋根が入ってこないため、とてつもなくでかい洞窟の中にいるような、落ち着いた空間になっていて気持ちいいです。あの光の感じもやはり体験しないとわからない。
ホテル・イル・パラッツオはバーの天井が漆喰で目地なしで仕上げられていたり、金がかかっている感じがいいです。

いやぁ、福岡は飯はうまいし、ほかにも面白いところいっぱいありそうだし、
めちゃめちゃいいところですね。
また是非行きたい。

渋谷区立宮下公園 見学

大学の先輩の倉林さんにアトリエワンで担当した「渋谷区立宮下公園」を案内してもらいました。
ナイキが民間支援として公園整備事業を行った計画です。
当初は「宮下ナイキパーク」と名付けられ、広告も大々的に行う予定だったそうですが、反対運動もあり、ナイキの広告等は一切なく、名前も宮下公園のままとなったみたいです。



スケート場。主にスケボーの人のための施設。
プロのスケートボーダーの人にヒアリングを行い、アドバイスをもらったそうです。
上級者はやはり街中で楽しむのが基本らしく、ここは初級、中級者のためにはいいとのこと。






ここは駐車場の上に立っており、さらにこの写真の部分は勾配がついてうっそうとした林になっていたので、そこの地盤を整備し、外周を全てコンクリートのベンチにしていました。こういう設計は地味ですが、すごく大切だと思う。昔と違って座る気になる。






管理棟。既存の建物にパーゴラ状の屋根をかけている。
奥にクライミングウォールが見える。
スケボーの人がいるだけでなんか西海岸に来た感じになる。





反対からみるとこんな感じ。
4.5mmのスチールを曲げ加工している。
ほとんど外だが雨はしのげる。
壁面はダンサーのためにガラスで反射するように仕上げている。






広場。集会のためにこういう広場が公園には必要らしい。
黒い部分は砂利の白迷彩仕上げ?とナイキの靴のゴムチップの再利用仕上げ。




現地で見たときの感想としてはコンクリートとモルタルと溶融亜鉛メッキという素材の使い方がストイックで、ナイキ×アトリエワンという組み合わせからはちょっと予想外だったが、反対意見や現状の自粛ムードから考えるとベストな選択をしたのかもしれない。逆にこれだけ商業主義的な側面を排除し、使われ方の設計だけに徹底することを選択した両者を誉めたい。


しかし、写真でもわかるように本日は残念ながら雨。
バルセロナのグエル公園に行った時もものすごい雨で、その魅力が半減してた。
やはり公園は晴れの日に行くほうがお勧めです。

HIRAMATSU HOUSE

お久しぶりです。
昨年末になりますが、藤井さんと一緒に友人のマンションのリフォームをさせていただきました。
間取りなどはほとんど変えず、仕上げや造り付け家具を少し追加するだけの操作で、
身体と空間、そして周辺環境との関係をなじませようとしています。
写真は鳥村鋼一さんに撮ってもらいました。






廊下より玄関を見る。
壁は左官職人・久住有生氏による左官漆喰仕上げ。







居間全体を見る。
既存の壁をふかし、柱形と梁形のラインをそろえることで、
部屋の中の線が少なくなるように整えている。







居間の壁を見る。
右下に置かれているのは今回製作したテレビ台。







造り付け棚の開口部を見る。
開口部の上下、両側面に鏡を貼ることで、周囲のいろいろな風景が映り込む。







居間とキッチン、廊下を見る。
扉を引き戸に変えたことで居間から廊下へ空間が連続的につながっていく。






東北地方太平洋沖地震で被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
自分にも今回の震災で被災してしまった親族がいます。
一日も早い復興と皆様の無事と安全を願っています。



インド旅行6日目:ジャイプル/デリー/成田

最終日。
ジャイプルを半日観光し、車でデリー空港まで300kmを走破し、帰国。
疲れたー。





まずは風の宮殿。
後宮の女性たちが顔を見られることなく外が見えるように窓を小さくたくさん作った建物。

なぜ風の~と名前についているかはよく分からないけども、とにかく写真のようにジャイプルの建物はこの土地のピンク色の土を使っているせいで建物がピンクっぽくみえるため、ピンクシティと呼ばれているんだそう。
決して風俗の街ではありませんので注意してください。





ジャイプルの歓呼のお勧めはアンベール城。
今年のJALのカレンダーの11月にも使われていたくらいおすすめ。
城としてはものすごくでかいのに、丘陵地に沿って建っているせいか、あまり威圧感は感じない。むしろ風景になじんでいて、控えめでめっちゃかっこいい。
少し手前から像タクシーがお出迎えしてくれて門まで送ってくれるらしかったが、時間がないので残念ながら丘の上の入口まで車でいく。





アンベール城内にある勝利の間。
半屋外の空間を鏡でキラッキラに装飾してある。外観のそっけなさとの対比がいい感じ。
他にも細かく装飾している場所がいくつもあってかなり見応えがあった。

この後、水の宮殿、シティパレス、ジャンタルマンタル、と駆け足でまわる。





ここから六時間の車の旅。
これが地獄のようにつらかった。
なにがつらいって、インド人の車の運転がへたくそでかつ強引すぎるので、5秒に一回くらいクラクションが周りで鳴りまくっている。そして今回の運転手もそれにもれず、とにかくクラクションをならしまくって進むので音がうるさすぎて頭がガンガンしてくる。
いやぁ、つらい。頭がおかしくなりそう。

その横を高速なのに車の後ろにつかまって乗っている人たち。
一体何人乗ってんだって感じ。
左の人、手なんか振っちゃ危ないよ!







ようやく空港に到着。
空港はできたてなのでめっちゃきれい。
外とのギャップが激しすぎる。
しかし雰囲気っていうのはとても重要で、うちらも旅行中は10ルピーとか20ルピーとかでケチっていたのに、突然2000とか4000ルピーとかのお土産をバンバン大人買いし始める。うちら簡単だなー。

そして買い物もひと段落し、欧米資本風のカフェに適当に入り、カレーを注文。
悲しいことに、インドで食ったどのカレーよりも美味い。
パクチーがよく効いてる。うまい。

最後はビールを飲んでまったりしてたら危うく飛行機に乗り過ごしそうになり、猛ダッシュで搭乗口へ。
なんとか乗り込み、無事成田へ。


その他の写真はこちら↓
http://ibano.jugem.jp/?eid=162



インドから帰ってきて、戻った直後はほんとにインドに嫌気がさして、あんな汚くて人がめちゃめちゃ言い寄ってくるところもう一生いかねぇし、と思っていたのだけども、人間不思議なものでそういう嫌な部分ってだんだん忘れてしまうんですね。
次は南のもう少しヒンドゥー教が色濃く残っているところに行ってみたいとちょっと思うくらい。

本当はめっちゃお金かけてバラモンみたいな旅行がしたかったのだけど、よく考えたら今回みたいな旅行は結婚したら彼女が心配になっちゃって絶対行きたくないし、ほんとにいい経験ができたなと思う。
誘ってくれた平松君に感謝。
また是非行きましょう。

インド旅行5日目:アグラ/ジャイプル

5日目。
バナーラスから乗った寝台列車でアグラへ。
ここではタージマハル、アグラ城、ファティープル・スィークリーを見て、夕方からジャイプルに移動。





寝台列車明け方。
インドの電車は車内放送が一切ない。
いや、あったのかもしれないけど、ヒンドゥー語で全くわからないのと、電車が遅れるため、一体何時に着くのかが全然わからず、めっちゃ不安になって早起きしてしまった。
扉は全て手動なので、いまどこらへんにいるのかを確認するために、勝手に開けて外を見ることができる。



予定の30分遅れでアグラ駅に到着。ここから明日のデリーの空港までは予約していた車で移動。
運転手の人と握手をして、まずはタージマハルへ。







タージマハル。

明け方に着いたので、霞がかかったような白い外壁に朝日が当たって荘厳な雰囲気を醸し出していた。
息を飲むような美しさ。
さすがにこれはまわりにいた誰もが驚嘆の声をあげていた。





近くでみてみると、ほとんど白いと思っていたところには実は象嵌や彫り込みなどの細かい加工が施されていて、白い印象を残しつつ、深みのある表情を出しているのがわかる。ただ真っ白な大理石を貼っただけだと、あの遠方から見たときの品のある白の印象は出ないだろう。とりあえず磨いた石を貼っておけば高級感が出る、という発想とは全然ちがう高級感。






続いてアグラ城。
インドは貧富の差が激しすぎるので、たくさんの貧しい人々の数に思いっきり反比例するかのように、城がめっちゃめちゃでかく、そして内部も信じられないくらいの細かい装飾で溢れていた。





ファティープル・スィークリー。
アグラから車で40kmほどいったところにある世界遺産。
こちらもお城だが、たった14年間のみ使われて打ちやられてしまったそう。

アグラ城も同様だが、赤い色の石一色でできているので、一見とてもシンプルなのだけど、いたるところに装飾が細かく施されており、よく見るととても深い表情を持っている。赤い建物と周りの緑とが補色関係になって緑がとってもきれいに見えるのも印象的。




このあと、車を四時間ほど飛ばして、「ピンクシティ」の別名を持つ本日の宿泊地ジャイプルへ。
旅行もついに明日終了。




その他の写真はこちら↓
http://ibano.jugem.jp/?eid=161


インド旅行4日目:バナーラス/アグラ

4日目。
この日は朝から一日バナーラスにいて、夜から寝台列車でアグラへ。



朝4時に起きてガンジス河へ。
真っ暗な中ボートを漕ぎだし、上流へむかう。
ほどなく朝日が昇り始め、それとともにガートには沐浴をする人が集まり始める。




上流まで行ったあとは、エンジンを止め、
ガンガーの流れにまかせてゆっくりと下っていく。
河沿いに建つ建物はいろんな角度で河に接していて、
その建物と建物の間の余ったスペースに階段が作られ、
そこが人々の沐浴の場所となっている。
まるでいろんな建築の写真をコラージュしたような風景が下流まで延々と続いている。




沐浴をする人々。
彼らはここで、体を洗い、洗濯をし、身を清める。
とても気持ちよさそう。





午後は仏教の聖地サルナートへ。
バナーラスからオートリクシャーで40分くらい。

一日目の日記にも書いたけども、なにげにここが今回の旅の一番の目的地。自分の母校である芝高校の講堂に飾られていたサルナートで仏陀が弟子と鹿に説法を行ったという絵、つまり自分たちの教育のルーツを見に行きました。ただ、その絵の話を聞いた時は知ったかぶりをしてごまかしたんだけども、実際行ってみてもやっぱりその絵のことは思い出せませんでした。しかもガイドブックには鹿がたくさんいて、、と書いてあったのに、いってみたら取ってつけたような檻の中に鹿さんが一匹いるだけ。
でもとにかくのんびりしていてとてもいいところでした。おすすめ。

正面の建物はダメーク・ストゥーパという建物で、ここで仏陀は説法をしたそうです。640年には三蔵法師も訪れたといわれる由緒ある建物。一周ぐるりと建物のまわりを歩いてみたけども、どこにも入口はおろか窓すらない。とても不思議な建物。


ちなみに仏陀はインドで生まれたのに、インドでは仏教徒は1%以下しかいません。不思議ですね。なんでですかと昨日ビネさんに聞いたところ、

ビネ:「グッドクエスチョン。仏教はヒンドゥー教から生まれました。ところが仏教が繁栄しようとし始めた矢先、イスラム教の勢力が増したため、仏教徒は東へ逃げるしかなかったのです。なので仏教は隣のネパールやタイなどで繁栄していきました。」

だそうです。
さすがビネさん。




サルナートは仏教の聖地なので世界各国の仏教徒が訪れ、その国の様式の寺がまわりにたくさん建っている。もちろん日本の寺もあります。
そしてどさくさにまぎれてダメーク・ストゥーパのとなりに寺院を構えているのが、ジャイナ教。
最初はなんだかわからなかったのですが、入口にいた見習いの坊主が写真を交えながらジャイナ教について詳しく教えてくれました。

見習い坊主:
「ジャイナ教のグル(たぶん偉い人)は素っ裸で暮らします。でもいきなり素っ裸にはなれません。だんだん偉くなるごとに一枚ずつ脱いでいくのです。」

「グルはハサミを使ってはいけません。なので偉くなると自分で髪の毛を引っこ抜いて坊主にしていきます。とても痛いです。」

「グルはどこに行くにも素っ裸です。ですがイスラム教はそれを許さないので迫害しようとします。なのでグルの周りには常に警備員がたくさんいます。」

「グルは殺生をしません。なので夜は虫が口に入るといけないので夜はしゃべりません。」

「グルはお金は不浄のものなので触りません。でも携帯電話はOKです。」

「グルは冬でも素っ裸です。なので冬はとてつもなく寒いです。」

「グルは唯一クジャクの羽をもっています。これはとても重要なアイテムです。外を歩いているとき、前からきれいな女の人が歩いてきてしまった場合、上に上がってしまった一物を隠すことができるのです。」


見習いの坊主はそう言いながら最後は一人で爆笑していた。彼は髪の毛もフッサフサだったし服もばっちり着てたし、グルへの道はまだまだ長そう。



夕方から寝台列車にのり、次の街アグラへ。
アグラにはタージマハルがあります。
というわけで5日目へ続きます。

その他の写真はこちら↓
http://ibano.jugem.jp/?eid=160

1 2 3 次ページ