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木内俊克

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ビエンナーレ 2

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久しぶりの書き込みです。

8月末のヴェネツィアビエンナーレのオープニングから早一ヶ月が経ちましたが、R&Sie(n)から出展したインスタレーションの様子をアップしておきます。

展示コンセプトの詳細は、R&Sie(n)のウェブサイトに掲載していますので、興味のある方はぜひ。

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ビエンナーレを終えて思うことは、ともかく今年の前半は展示関連のプロジェクトが多かったということです。

これもビエンナーレ後にチームで確認したことですが、そもそもR&Sie(n)の仕事は三つの領域―“Here & Now”,“Speculation”,“Fictional Scenario”―に分けて俯瞰することができるわけで、この分類に沿って言えば、展示関連のプロジェクトが多い時期はどうしても“Speculation”に事務所が片寄りがちになります。しかしながら、R&Sie(n)の目指すところの建築のあり方は、もちろんこの3軸が交差する地点にあるはずで、今年後半以降しばらくは他の二軸に照準をあわせて展開したい、等々の話をしたわけです。
もう少し詳しく言うために、この3つの領域を時間軸と照らし合わせて説明すると、“Here & Now”は、文字通り現在の状況に対して、時間のスパンをきわめて短く設定し、仮設と本設の概念があいまいな領域をプロジェクト化すること、“Speculation”は現在とは無関係な時間を設定し、その領域においての可能性を仮定的に検証すること、“Fictional Scenario”はそのどちらでもなく、むしろ時間軸上でのベクトルとしてプロジェクトを捉え、それを現在の状況に対する差異や差分、あるいは方向として提示すること(ここから現実そのものを差分の集積として俯瞰し直す視点を開くことも含まれる)、と言えるかと思います。

むろん、この3軸が交差する地点というとき、それはまったくの未知の領域―”New territories”―なのであって、周囲を旋回し、どこまでも深い霧にのみこまれていくことでしか近づけないような、そんな非決定性に満ちた領域のイメージを再確認したような気がしています。

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以下、ビエンナーレでのR&Sie(n)のインスタレーションより。
(上から、全景、紫外線可視化装置のプロトタイプ、3Dプリント模型、及び展示に埋め込まれた映像から抜粋した画像)













Isobiot®ope / © R&Sie(n) with Stephan Henrich + Benoit Lalloz / ACT + M/M Paris _ with the participation of Gaetan Robillard, Gorka Arrizabalaga, Sebastien Szczyrk, Jean-Michel Castagné _ and Ulrike Marie Steen, Hamish Rhodes, Gabriel Blue Cira, Sandra Meireis, Alessandra Vassallo, Sina Momtaz, Liza Langard, Melissa Millot

Co-producers / Co-commissioners - Zumtobel Lighting GmbH / Austria / -Thyssen-Bornemisza Art Contemporary / Vienna / Austria /
Sponsors -CULTURESFRANCE / Ministère des Affaires étrangères et européennes / -Materialise / 3D print / Belgium / -Tecmolde / CNC production / Spain


All images © R&Sie(n)


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