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木内俊克

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Free the Zoo

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R&Sie(n)からのお知らせです。
本日、6月9日付けで、R&Sie(n)が”Free the Zoo"というサイトをオープンしました。

パリの東、Vincennesの公園の中に位置する、1934年オープンの動物園Zoo de Vincennesの、既存施設の大半を取り壊すことを前提にしたリノベーションに異議をとなえるためのサイトです。
PPP(partenariat public-privé) と呼ばれている手続きにより、公共の財産であるZoo de Vincennesは、フランス最大手のコミュニケーション、不動産開発部門をかかえるBouyguesという民営会社に開発権が委託され、Zoo de Vincennes内の多くの文化的価値をもつ施設が失われる危機に瀕しています。

Zoo de Vincennesの主要な特徴は、園内に散在させられた、わずか5cm程度の厚による自然石を模したコンクリートシェルの群です。これらのコンクリートシェル群は、内部に動物の管理施設や設備系統を隠しこむ一方、動物の活動場所と、人間の鑑賞ルートを「掘」によって分断し、フェンスを省略する展示方法を統合した、20世紀初頭の先駆的な例です。
自然石を模したコンクリートシェルは、ショットクリート(吹きつけコンクリート)の上から、戦後その技術が衰退してしまったモルタルにより工芸的なテクスチャを職人の手で与えていく技術を今に伝える貴重な例でもあります。
また、内部の鉄骨構造は、エッフェルが立ち上げたエッフェルエンジニアリングによるもので、20世紀初頭の構造としては代表的なものです。

現状の計画案では、中心部にそびえる "Grand Rocher"と呼ばれる65mの高さをもつシェル、および付帯するいくつかのシェルは保存されることになっていますが、その大半の部分は取り壊されることが計画されています。

興味のある方はぜひサイトをご覧いただき、主旨に賛同してくださるようでしたら、サイト内に記載されているfreethezooparis@gmail.comまで、お名前、所属、国名とあわせてメール(英語のみ)いただければと思います。

よろしくお願いいたします。


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Free the Zooのウェブサイト
http://www.new-territories.com/ZOO/

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