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Mejunje(メフンへ)

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Mejunje(メフンへ)

アーティストユニットMejunje(メフンへ)の展覧会 "Ola ~体でみる景色"を三軒茶屋のwaitingroomへ見に行く。

メフンヘは、ブエノスアイレス(アルゼンチン)在住の、Julian Gatto(ジュリアン・ガット、1979年生まれ)とMercedes Villalba(メルセデス・ヴィラルバ、1983年生まれ)によるアーティストユニット。「全てのことを少しずつ知ること」を活動テーマとしている彼らは、滞在先での地域性を活かした素材と自身のドローイングやシルクスクリーンを展示空間に合わせて配置し、空間を活かした作品を制作することで知られている。

メフンヘの2人は今年の春に葉山を訪れ、habitableの住人である親子3人と約1ヶ月間、一緒に生活する経験を通して、作品制作とオープンハウス、ワークショップ、展示を行った。そして、それらの作品を今度は三軒茶屋にあるwaitingroomのプライベートな空間にて再構築した展覧会が今回の展覧会。

私は以前、青山のワンダーサイトのオープンスタジオで彼らの作品を見たのだが、非常に印象に残っており、今回の展示を楽しみにしていた。そして期待通り、居心地がよい緩やかな時間が流れる空間で時間を過ごすことができた。

彼らが作品を作る過程が興味深い。
まず作品を発表する場所をリサーチしてコンテクストを見いだすことから始まる。そして、その土地で拾った資材や自生植物、壊れた器や空き缶、使用後の牛乳パックなどを使用し、彼らのドローイングやそれらを空間にあわせて構築し、独自の構成でインスタレーションで作品を作る。
場所をリサーチして制作するという点を考えると、彼らの作品は建築家の仕事と類似する部分があるのではないかと思う。また近年植物を建築に使用する建築家が多い中で、その地域にある植物の特性を活かしたものがあってもいいように感じていたので、植物の特性をその土地の場所性に活かすような視点からも気がつくことがあるのではないかと感じた。

自宅の一部をギャラリーとしているwaitingroomのスペースも含めて、彼らの作品はいわゆるホワイトキューブとよばれるような空間ではなく、このようなスペースで展示されることが重要で、作品そのものと展示される場所がリンクして相互作用が働くことが実感できる展示だった。会期中、植物が日々変化していくのもいい。ギャラリーの山内さんとの会話で、植物に対する気持ちがこの展示を通して変化したというエピソードも興味深かった。

今週末までの展示だけれど、是非足を運んでこの展示空間を体感していただけたらと思う。
日中の陽の光が差している時間帯がおすすめです。








7月16(金)7月17日(土)
金&土の13:00~19:00のみのオープンとなります。
waitingroom


■ メフンへについて
ブエノスアイレス(アルゼンチン)在住の、Julian Gatto(ジュリアン・ガット、1979年生まれ)とMercedes Villalba(メルセデス・ヴィラルバ、1983年生まれ)によるアーティストユニット。「全てのことを少しずつ知ること」を活動テーマとしています。

GattoはCooper Union(NY)を卒業し、ブエノスアイレスを拠点にヨーロッパ、米国、日本など世界各地で作品を発表するアーティスト。Villalbaは社会文化人類学を専門とし、ヨーロッパを中心に様々なプロジェクトに参加しています。共に2009年度レジデンスアーティストとして、トーキョーワンダーサイト(東京)に滞在しました。

ドローイング、ガーデニング、日曜大工、詩の執筆、散歩、他人の庭の構造を見て創造力を膨らます等の行動を通じて集められた知識の集積は、植物や様々なオブジェクトを使ったインスタレーションとして作品化されます。

現在発売中のエココロにメフンへが紹介されています。
特集「ベランダの森」で、世界各国のクリエイターがベランダに持つ庭が、それぞれ見開きで紹介されており、P.30にてブエノスアイレスにあるメフンへのアパートのベランダが紹介されていますので興味をもたれた方はぜひこちらも読んでみてください。

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