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ito〈hito〉@ Studio Nagoya



名城大学 生田京子研究室によるインスタレーション展示 "ito hito " を行います。

来場者に糸を自由に動かしていただきながら、空間をカスタマイズしていただくというような内容の予定です。

お近くの方は是非、お立ち寄りいただければ幸いです。

http://studionagoya.jimdo.com/news/


期間:2011.11.19(sat)ー23(wed)

時間:AM10:00−PM6:00

会場:studio nagoya

名古屋市西区栄生1丁目31-10

名鉄栄生駅下車徒歩5分





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先日、無事終了しました。

詳しい様子は、下記HPにUPしました。

http://ikutalab.net/projects/itohito2011.html





photo: 横関浩

「暮らしのつくり方」展

この度、下記のイベントに出品させていただくことになりました。
是非、御来場いただければ幸いです。

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「暮らしのつくり方」展
2011.11.04(Fri) - 11.06(Sun)
LIXIL NAGOYA SHOWROOM



建築という有形のカタチをつくるという過程において、作り手は形あるものだけをデザイン・設計している訳ではない。住み手がそれぞれ持つ、無形の「暮らし」という見えないリレーションを、作り手たちはどのようにデザインし、空間というカタチにしていくのか。
本展示では、名古屋を中心に活躍するインディペンデント4 組がそれぞれの切り口で「暮らしのつくり方」を展示します。さらに、11/5 のトークイベントでは、各プレゼンターの発表から、それぞれの「暮らしのつくり方」をひも解き、より深く濃い内容へと展開します。

<展覧会>入場無料
会期:11/4(金)~6(日) 10:00~17:00
会場:LIXIL名古屋ショールーム セミナールームA・B
出展:生田京子(名城大学)
    鵜飼昭年(AUAU建築研究所)
    吉村昭範+吉村真基(D.I.G Architects)
    studio point + WORK〇CUBE
      
<トークイベント>参加無料
日時:11/5(土)16:00~18:00
会場:LIXIL名古屋ショールーム セミナールームA・B
パネリスト:生田京子(名城大学)
      鵜飼昭年(AUAU建築研究所)
      吉村昭範+吉村真基(D.I.G Architects)
      桑原雅明(WORK〇CUBE)
      大山圭史(studio point)

*トークイベントに参加される方は事前に
 代表者氏名/所属先/TEL/mail/参加人数/参加者名
 を明記の上<workcube@workcube.jp>までお申込み下さい。

主催:studio point + WORK〇CUBE
協力:LIXIL名古屋ショールーム

ギフレク GIFU ReCREATION スタート

9/10より、岐阜駅付近を中心に、「ギフレク GIFU ReCREATION」というイベントが開催されています。

http://2011.gifu-recreation.com/

ギフレクとは、
「料理を作る人、野菜を育てる人、陶器を焼く人、絵を描く人、デザインする人、踊る人、走る人、、、
そんなあらゆるジャンルのクリエーターが、プロもアマチュアも関係なく、
岐阜県中をステージにしてクリエーションの発表を行う岐阜の大文化祭です。」(ギフレクHPより引用)

という解説のとおり、
アート・食・プロダクト・建築・数学など様々な分野の人々が集まって、岐阜を盛り上げようというもの。
街の中のアートイベントとか、家具フェスティバルなどは様々な都市でよく見られますが、とにかく閾を設けず、何でもクリエイションがつくなら集まれ、という不思議なお祭りです。


お近くの方は、気軽なきもちで訪れてみてはいかがでしょう?

ちなみに、私もささやかながら、3人の仲間(横関浩、清水祐二、松久朝美)と一緒に、とあるBarにてインスタレーションを行っています。

http://2011.gifu-recreation.com/creation/time/10day/287.html


「Architects' Houses 2011」展覧会・講演会のお知らせ

下記のとおり、「Architects' Houses 2011」が開催されます。

展覧会は、8名の建築家が出品し、30枚を超すパネルと模型の展示になります。

また9/10には、松原弘典さんの講演会があります。

是非足をお運びください!

展覧会URL : http://ikutalab.net/archiH.pdf

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「Architects' Houses 2011」

本展覧会では、8人の個性的な建築家たちによる、住宅作品が展示されます。
住宅から大きな建築までつながるような空間図式、素材や生産方式の生み出す建築の豊かさ、海外も含めたさまざまな地域における風土・社会・経済との折り合いなど、各建築家の異なる思考が浮き彫りになることでしょう。
皆さまのお越しをお待ちしております。
詳細は、展覧会URLにて御確認ください。

<講演会>

•講演者: 松原弘典氏(慶応義塾大学准教授、東京松原弘典建築設計事務所)
•日時: 2011.9.10 14:00- 
•場所: 名城大学 名駅サテライト 多目的室 (名古屋駅から徒歩2分)
•入場無料、申込はarchiclas@gmail.com まで。
<展覧会>

•日時: 2011.9.6 - 9.10 10:00 - 17:00 
•場所: 名城大学 天白キャンパス 共通講義棟南S-209 (塩釜口駅から徒歩8分)
•展覧会出品者:
 A) 竹内申一  金沢工業大学准教授、竹内申一建築設計事務所
 B) 松原弘典 慶応義塾大学准教授、北京松原弘典建築設計有限公司
 C) 平田晃久 平田晃久建築設計事務所
 D) 橋本潤 フーニオデザイン
 E) 日置拓人 南の島工房
 F) 森川英治 森川英治設計室
 G) 高山正行 株式会社Ground Design
 H) 生田京子 名城大学准教授
主催: 名城大学 理工学部 建築学科 生田研究室
協賛: 総合資格学院 グラウンドデザイン ワールドガレージドア カッシーナ・イクスシー アベルコ 伊藤木材店 

http://architectsunion.net/

佐久島弘法プロジェクト

愛知県幡豆郡一色町の佐久島では、「三河・佐久島アートプラン21」と称して、アートを活用した島起こし活動が行われています。佐久島は、のんびりとした風景の広がる島。
本日は、生田研究室も関わる予定の佐久島弘法プロジェクトについて紹介したいと思います。
(以下、文責:五十嵐 尭)

①佐久島弘法プロジェクト

95年程前の大正5年に佐久島には88か所の弘法の祠がつくられました。
しかし、過疎と高齢化により次第に失われていった祠、崩壊してしまった祠を、建築の力を借りてよみがえらせるという試みが2010年に始まりました。



その名も「佐久島弘法プロジェクト」

2010年度までは、みかんぐみ、小川次郎さん、長岡勉さんが弘法の祠を 新築しました。


「銀」by竹内昌義


「空海郵便とビリー・ザ・キット」byマニュエル・タルディッツ


今年は愛知県の8つの大学(名古屋大、名古屋工業大、名城大、愛知工業大、愛知淑徳大、椙山女学園大、大同大、名古屋商科大)の11研究室が祠のリノベーションにチャレンジします。

 

先日、現地調査へ行ってきましたが、今後住民の方々へのプレゼンテーションを経て、完成は本年12月中旬の予定、2月より公開されます。

佐久島弘法巡り スタンプラリー
弘法さんの祠を巡るルートでスタンプラリーを楽しめます。
スタンプポイントは上記にもある小川次郎さん・長岡勉さん・みかんぐみによる計6ヶ所の祠です。

佐久島アート・ピクニック2011
弘法巡りの他に、別ルートでアート作品を見て回る島巡り。
常設展示16作品 + 期間限定展示4作品アート鑑賞しながら、島めぐりを楽しみます。

東港からぐるっと一周、自転車を借りて回ると一日で回ることができました。

人の手によるアートから自然の力で生み出されたアート、マップにのっているもの以外にもたくさんのアートを見つけてきました。
信号機一つないこの佐久島。
日常では体験することのない不思議な空間です。

Archi-clas 04 「Selection 2011」 

名古屋にて、下記のとおり、Archi-clas 04「selection 2011」を開催いたします。

Archi-clasでは毎年、東海地域在住の建築家によるプロジェクトを模型やパネルで紹介しています。今年で4回目となります。

本年の selection 2011 は、住宅の実作より4作品と、竣工したばかりの名古屋大学ES総合館についての展示となります。
いずれも個性豊かな話題作です。是非足をお運びいただければと思います。



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Archi-clas 04「selection 2011」

展覧会URL : http://ikutalab.net/archiclas2011.pdf


<展覧会>入場無料

6/1~6/9 13:00-18:00
第1会場:名古屋大学プロジェクトギャラリー「clas」
第2会場:名古屋大学 ES総合館1階 エントランスホール

展示作品:
第1会場での展示作品
●D.I.G Architects/「M-HOUSE」
●AUAU建築研究所/「YSY HAUS」
●studio point+ WORK○CUBE/「蒲郡の住宅」
●Ground Design/「Flashback Nostalgia」(2011.5竣工)

第2会場での展示作品
●名古屋大学施設計画推進室+久米設計(デザインアドバイザー CAn)「名古屋大学 ES総合館」(2011.3竣工)


<講演会>参加無料

6/4 15:15開場 15:30 - 18:40 
@名古屋大学 ES総合館1階 ホール
講師:鵜飼昭年 大山圭史 高山正行 吉村昭範 吉村真基 恒川和久 太幡英亮

講演会に参加される方は事前に下記まで御名前・連絡先e-mailを御連絡ください。
email:archiclas@gmail.com

主催: Archi-clas運営委員会
協賛: 総合資格学院

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<過去のArchi-clas>

Archi-clas 03: ポスターリンク
Archi-clas 02: ポスターリンク
Archi-clas 01: ポスターリンク

ナゴノダナバンク~名古屋の下町円頓寺商店街での町づくり

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 このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられました皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
 一日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。

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名古屋駅から徒歩15分ぐらい「那古野(なごの)」という古い町並みの残るエリアがあります。
名古屋城が築城されたころより、堀川の水運を通じて城下へ米、味噌、酒などを供給する商家が軒を連ねて繁栄してきました。
中でも四間道は伝統的な町並みが残るエリアとして、また円頓寺商店街は名古屋城下の3大商店街の1つとして有名です。
しかし市電の廃線とともに交通の流れが変わり、昨今は人の流れが少なくなり、かつてのにぎやかさが失われつつありました・・・。

那古野「川伊藤家」


円頓寺商店街


そのような中で、円頓寺商店街の「空き店舗ストックを循環させる仕組み」が、商店街ぐるみで創られました。
最近は、その仕組みを用いて、美味しくて雰囲気も良いスペイン料理店が開店したり、学生2人が運営しているカフェがオープンしたりと、密やかに楽しいエリアへと変貌する兆しが見られます。

今回、円頓寺商店街を卒業設計の敷地にした岩竹くんに、その仕組みについて聞いてきてもらいました。

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ナゴノダナバンク~名古屋の下町円頓寺商店街での町づくり
(文責:岩竹俊範 )

(本インタビュー記録は、地震以前に執筆された内容です。)

インタビュー:ナゴノダナバンク代表の市原正人さん(市原建築設計事務所)http://www.deroinc.com/

◆那古野下町衆

「ナゴノダナバンク」の出発点は円頓寺界隈で3年ほど前から始まった那古野下町衆(通称 那古衆)の活動にある。http://www.nagosyu.jpn.org/
「那古衆」は商店街の店主、理事、その他商店街以外の方20数名で構成される。主な活動は商店街のイベントやデザイン、空き店舗対策などに取り組んでいる。
那古衆の中の「空き店舗対策チーム」がより動きやすくなるために母体は那古衆のまま独立しておととしの9月から動き始めた。それが「ナゴノダナバンク(那古野地区店舗開発協議会)」である。(ダナは店の意味)

◆きっかけは大阪の空堀商店で活動する(からほり倶楽部)の視察。

からほり倶楽部では、例えば建設業者の人と持ち主らしき人が、歴史的な建物を壊してコインパーキングにする話をしている、そこに壊すのはもったいないということで、急遽駐車場にしたときの売り上げを計算して、その売上に見合った金額で「建物をかしてください」と交渉し、あとから活用方法考えるような活動をしていた。それに刺激を受けて那古衆メンバーに「やれるのは市原さんしかない!」とそそのかされたのがきっかけ。
商店街の空き店舗の活用方法を考え、しかるべき人(店)に貸していくことを、取り持っていく。
空堀商店街もアーケードのある商店街だが、円頓寺と異なる点は、人通りが多く流行っている商店街というイメージがあること。一方、円頓寺周辺には太平洋戦争の空襲で焼け残った歴史的な建物が存在し、名古屋駅や名古屋の中心部からも近いため場所のポテンシャルは高くアーケードを通勤、通学に利用する人は大勢いる。

◆現在までに以下の3店舗がオープン。今後もオープン予定の店舗がある。

galerie P+EN(ギャルリーペン) http://www.pp-en.com/


スペイン食堂 (BAR DUFI)


Alku cafe  http://www.alkucafe.com/


いずれも知る人ぞ知る店に成長し、「スペイン食堂が毎日満員の要因ははっきり分からないが、3ヶ月掛けて店舗を工事する間通過する人が毎日変化していく食堂をみて興味をもったのかもしれない」「黒板いっぱいに書かれたメニューの多さ」「通りから満員状況が見て取れるファサード」かもしれないと・・・。

◆新しい店舗と、商店街コミュニティ

円頓寺商店街のように、すでにコミュニティが強く存在する場所に新しく店舗を出店する場合、近隣の住人とのコミュニケーションが大切になってくる。それをうまく取り持つのが「ナゴノダナバンク」である。
市原さんは、みずからもgalerie P+ENを出店して、今後故郷になるかもしれない場所として円頓寺商店街を良くしていきたいというおもいを持たれているとのこと。

まちとの関わり方に興味がわきました。

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dipcolle 2011

研究室の田中勇企くんより、下記の「お知らせ」です。

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dipcolle 2011

2011年3月18日(金)~20日(日) 11:00~19:00
講評会:20日  18:00~
UstreamのURLはこちらです。
     http://www.ustream.tv/channel/dipcolle2011

会 場:名古屋市立大学 北千種キャンパス

審査員:
宮台真司、藤村龍至、鈴木えいじ、山崎亮


建築学生のこの時期といえば卒業設計展です。
東海では学生団体FLATが主催するdipolleという卒業設計合同展があります。
http://www.dipcolle.com/


出展される作品は、各大学の発表会や学内展示を経て校外で評価し合う、というもの。
学内の講評会とはまた違った論点で語られ評価される場として、学生にとってとてもいい場だと思います。

dipcolleは毎年テーマがあるようで、今年は「社会と建築」が掲げられ、またそのような先生方が審査員として名を連ねられています。


3/6に行われるせんだいデザインリーグ(SDL)の審査員もなされる藤村龍至さんが今年もdipcolleの審査員をされるようで、SDLとはまた違った切り口が見られそうで楽しみです。

今年はどんなdipcolleになるのか、楽しみです。

小さないえから大きな都市へ

昨11月に【小さないえから大きな都市へ】という展覧会に出品いたしました。

この展覧会は、東海地区の Under40(若手?)の建築家の作品を通じて、小さないえと、都市とのつながりを見ていく。という企画でした。

せっかくなので、不肖私の作品+各作品を紹介させていただきたいと思います。





◆ "32mania" by 生田京子
この建物は、ミニクーパーの改造を趣味とされる、クライアントのための住宅でした。
大きな箱の中央を、斜めに倒すだけで空間が構成されています。
斜めの板の下側は、道へと接続するミニクーパーのためのスペース。
斜めの板の上側は、寝室へ接続し、青空へと視線が向かう構成となっています。
1枚の板を挟んで、ミニの空間と青空の空間という2つの性格が切り分けられています。
1枚の板だけで、住宅を成り立たせようというのは、いささか乱暴な考えかもしれません。
考えようとしていたのは、小さないえの中に、まちのような、大きなスケールの空間を入れ込むこと。
つまり、「小さないえから大きな都市へ」という言葉の裏に、小さないえの中を、細かく分割していくのではなく、できるだけ少なく分割することで、都市のスケールのような体感の空間とするということでした・・・。



◆ "M HOUSE" by 吉村昭範+吉村真基(D.I.G Architects)
非常に幅の狭い敷地を更に縦割りに空間利用した住宅。



◆ "swelled house" by 栗原健太郎+岩月美穂(studio velocity)
▲の屋根をもちつつ、それが曲線に傾いて他の建物と違う動きをしている住宅。



◆ "覚王山のアジト" by 米澤隆(HAP+associates)
公道の坂をはさんで、集合住宅を建てる、まさしく都市へ開いていくような計画。


以上4組。私も含めて・・・東海エリアの建築家に、関心を抱いていただければ幸いです。


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【小さないえから大きな都市へ】

2010年11月14日(日)~11月21日(日)

2010年11月14日(日)18:00〜 出展者ギャラリートーク
            18:30〜 ゲストトーク:五十嵐太郎氏(建築史家)

参加メンバー/生田京子(名城大学生田研究室)、栗原健太郎+岩月美穂(studio velocity)、吉村昭範+吉村真基(D.I.G Architects)、米澤隆(HAP+associates)

場所:florist gallery N (名古屋市千種区鏡池通3-5-1)

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中川運河キャナルアート


美しい中川運河の風景(photo:田中貴之

2010年10月31日、名古屋の中川運河というところで、キャナルアートというイベントが開催されました。
キャナルアートHP → http://www.canal-art.org/

中川運河は、名古屋港と鉄道駅(笹島貨物駅)を結ぶ運河として、1930年に開通したものですが、今まで、どちらかというと市民の関心が薄かった水辺空間でした。
そこに個人的に魅力を感じて集まった人達によって、手作り&手弁当でアートイベントが仕掛けられました。
水辺空間の美しさを生かして、魅力ある地域に再生して行く。アートが地域再発見のきっかけとなる。
その第一歩として、運河沿いの倉庫を舞台とした現代能や、倉庫壁面に映像を投影したデジタル掛け軸・・・などのアートが展開されました。


デジタル掛け軸 中川運河水辺再生への挑戦 D-Kライブ 長谷川章
(photo:秦義之

ライブパフォーマンス「能と現代音楽による空間芸術」
青木涼子(能謡)大久保彩子(フルート)今井智景(作曲)
(photo:VOID+FORM ARCHITECT OFFICE

(photo:VOID+FORM ARCHITECT OFFICE


個人的に興味をもち、最初のきっかけを作った服部充代さん(実行委員長)に、お話を聞きに行きました。
実は、服部さんの本業はインテリアデザイナーです。

中川運河のどんな魅力に気づいたのか、
どうやって、このイベントを実現したのか。
様々なお話を伺いましたが、以下、インタビューの内容を、生田研4年生の澤村桃さんが、まとめました。
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◆感性を育む水辺空間
次の名古屋に必要なのは、感性を育む水辺空間・・・クリエイティブな水辺空間。
服部さんは、中川運河からクリエイティブなことがどんどん起こるのではないかと思い、何かしようと感じたそうです。
きっかけは、服部さんのニューヨークでの生活にありました。
「都会でありながら日常から離れられる場所として水辺のイメージがありました。
NYでも、サイクリングしている人、走っている人が憩える場所として水辺の空間があって
それは、場を共有しながらつながるという、街にとって大事な場所だと思ったのです。
計画も無く、ただ行けば、何かクリエイティブなことに出会える場所でもありました。
必ず何かしらイベントをやっていました。例えば、野外コンサート、フリーのタンゴレッスン、そして、更には映像作家による水辺の建物へのインスタレーション、ダンスシアターのデモンストレーションなど。
また、港を囲むかつて工業地帯であったエリアの古い倉庫群は、たいていが、これからを夢見る若いアーティストの住処となり、思い思いにクリエイティビティーを追求する場となっていました。昔のソーホーもそうでしたてし、ダンボ(ブルックリン地区)の始まりもそうでした。他にも幾つもそんな地域があります。」
以上のようなことから、「水辺や倉庫街=クリエイティブな場所」という発想に繋がったとのことです。
それを名古屋で置き換えてみると、単体の公園や施設はあるものの街に広がっていくような場所はありませんでした。そんなことを考えていた時に、中川運河に遭遇。
「ふっと行ってみたらキレイだったんですよ。
ほぼ直線で8kmぐらいつづいていて、すごくパースペクティブがきれいで。
灯りがゆれていて、ひらけているから空と水が近くて・・清々しいと感じたのが最初の印象でした。」
名古屋に住んでいると、知ってはいるけどじっくり体験する機会がなくてその魅力に気づかないような水辺空間です。そこで、服部さんは「どうして活用されないの?」という驚きをもち、クリエイティブな場所にしていこうと一人思いはじめました。

◆人に出会うことからはじめた。
最初は、きっかけを探して、地道に中川運河に関連のあるミーティングや研究発表している人に、会いに行く日々が続き、2年が経ったそうです。
なかなか実行は難しいと言う専門家が多かった中で、中川運河戦略プラットという意見交換会をキッカケに話は動き出しました。そこでは、今の状態でとどまらずもっと良くしようと言ってくれる人達に出合いました。そのときに、この人たちの賛同を得られれば、中川運河のプロジェクトは始まっていくと感じたそうです。
服部さんは、親しい友人に相談し、実行方法を話し合っていきました。本腰を固めたのは、行政側の土地利用の了承が得られた時期で、実行委員会が出来ました。
中川運河の水辺は、名古屋港管理組合が所有し、利用が製造業などに限られています。そのため、その目的外使用のイベントには、管理組合ひいては名古屋市の許可が必要でした。
中川運河に、一般の人が気づきにくい理由は、そのような利用制限がかかっているからかもしれません。

◆twitterからも、協力者が現れた。
行政は許可をおろすだけではなく、協力的に応援してくれていました。
実行委員会ができてから、わずか半年でのイベント開催。友人づたいのネットワークから始まり、中川運河のことをつぶやき続けたtwitterから、ボランティアを申し出る人が現れたりと、様々な人の巡り合わせで完成したとのことでした。
(文責:澤村桃)
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巡り合わせとお話しされていましたが、服部さんの純粋さと実行力に惹かれた人も多かったのではないかと。
なにげない風景の中に、魅力を発見した服部さんの眼力に、感服しました。

アートによって、再発見された空間の魅力。ここを舞台として、様々な活動の可能性が広がっていることを認知させたイベントでした。

そして、実行委員会は、今後のキャナルアートvol.1について企画中とのことでした・・・。

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