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鵜住居の合掌 episode2

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皆さま こんにちは。垣内です。


8月。小さな建築のスタディ展に出展した「シンプルな建築行為。基礎花壇にそえて」の提案を恩師である宮本佳明さんにご覧頂きました。そして恩師のご尽力により、関西建築家ボランティアの支援を受けて、基礎の花壇と共に合掌小屋を建設することになりました。

「被災地でこんなプロジェクトをやろうとしている。無理しない程度に協力してくれないか?」と京都の友人や大工さんたちに話しをしました。
「垣内、これは無理してでもやるプロジェクトとちがうのか?」と快諾してくれました。

だた、宝来館の周りには既に多くのプロジェクトが計画されていることや、宝来館の女将さんの「こうした活動は、広く多くの人たちに知って欲しい。」とのご意向とご協力により、建設地を鵜住居の町のほうへ移すことになりました。

多くのご支援やご協力を得て、10月24日に建設が決まりました。
しかし建設地は当日まで未定でした。

現地に行くまで分らない基礎の間口には、合掌の角度で対応し、奥行きを調整することで、建築の規模を建築確認申請が必要とされない10㎡以下に抑えることにし、材料を京都から持ち込みました。


episode2:「小さくて、シンプルな建築行為。その1」


9時44分:建設地到着。鵜住居にお住まいの方のご協力を得て、ご自宅の基礎を提供して頂きました。残されていた基礎は、ベタ基礎(基礎の内側は土ではなくコンクリート)でしたので、敷地内にある、いくつかの花壇スペースを改めて耕し、花壇を作製することになりました。
花壇部は、宮本佳明さん率いる大阪市立大学宮本研究室とボランティアの皆さんが作製してくれました。



10時04分:作業開始。基礎には鉄製の土台やスタッドが残っており、それらを撤去することから始めました。



11時04分:清掃後、既存の基礎にアンカーを打ち込み、土台を敷き、基礎の間口に応じて決まった角度のさす(斜柱)を建て始めました。



11時05分:この小ささなら、足場などの必要なく、脚立が2つあれば建設できます。



11時13分:前後のさす(斜柱)を棟木で繋ぎます。約7㎡の小さな空間があらわれました。


ここまで、約1時間半ほどです。


episode3へつづく・・・。


「鵜住居の合掌」は、新建築12月号に掲載されておりますので、そちらの方も是非ご覧ください。

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