プロフィール

田中智之

カレンダー

2012/05

4月 < > 6月

S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のエントリー

11/01/31 23:26
110131 熊本駅
10/12/22 21:38
101204 建築を寿ぐ

最近のコメント

最近のトラックバック

アーカイブ

カテゴリー

ヒット数

  • 本日: 8 hits
  • 累計: 368 hits
  • ※過去30日の累計を
    表示いたします。

RSS

rss1.0

rss2.0

110131 熊本駅

熊本は現在新幹線で盛り上がっています。

来る3/12に九州新幹線が全線開業し、熊本にも新幹線がやってくるからであります。一昨日の「記念試乗会の当選倍率が181倍!」というニュースで知った方も多いかもしれません。

全然関係ないし!とかツッコミたくなる熊本から遠く離れた田舎のお店や団体が「新幹線記念」とかいって俄然元気になっているのが妙に面白く、開業前から新幹線の威力をひしひしと感じております。

大阪と熊本が2時間59分ということで、確かに西日本の時間地図を一変する一大事業であるのは間違いありません。

かくいう私も「熊本駅周辺都市空間デザイン」のお手伝いをさせていただいており、最近ではメディアへの露出が増えております(といってもローカルTVやFMですが)。また一工程ずれたら開業に間に合わない!とピリピリムードの現場と格闘する毎日です。

ではいくつか現状をご紹介しましょう。


▲新幹線ホームから俯瞰した新幹線口。駅広の設計はアートポリスコンペで選定された佐藤光彦氏。熊本城の長塀を彷彿とさせるウォール×ルーフスケープです。白い地平が美しい。


▲こちらは在来線の白川口。2018年までに在来線駅舎が大きくセットバックし、安藤忠雄氏による駅舎がお目見えしますが、今年の新幹線開業時の駅舎はこのまま。これもアートポリスのプロポで選定された西沢立衛氏による、雲のような大屋根は「しゃもじ」と呼ばれ、既に馴染みの風景になりつつあります。


▲わが研究室もいくつか具体的なものを設計しております。これは市電終点の電停「田崎橋」。電停はこのひとつ手前の「二本木口」も手掛けております。新しい取り組みも行っていますので、これらについてはまた追ってご紹介します。


101204 建築を寿ぐ

少し前のことになってしまいましたが、12/04に熊本にて新しいプロジェクトを始動しました。その名も「けんちく寿プロジェクト」。


建築が注目されるのは、竣工時と、取り壊しや建て替えのとき。もっと「普段の姿」を大事にしようということで、専門家や学生だけでなく一般の方々とともに建築の二十歳や還暦等の「節目」を祝うプロジェクトです。


これから毎年節目を迎えた建築をお祝いしていく予定なので、ぜひともご参加ください。よろしくお願い致します。
http://kenchiku-kotobuki.com/


で記念すべき1年目は、今年二十歳を迎えた篠原一男氏設計の「熊本北警察署」。地元では「北署」と呼ばれていますが、普段見ることができない場所を含めた特別見学会や、当時設計や工事に関わられた6名の関係者による座談会などを行いました。



▲当時の関係者や当日参加者にメッセージをいただき、北署に進呈。細川元首相や篠原一男氏のひ孫さん(!)からのメッセージは、現在北署のロビーで読むことができます。


見学会は、署長室からはじまり、特別な方々のための「宿泊室」や、特別な方々のための「空中運動場」も含めた警察めぐりに加え、有名な円筒スペースや地下駐車場等のファシリティまで巡るという豪華なコース。そして締めはあのジグザグボリュームをGL下から見上げるといったレアな視点場つき。午前午後あわせて計100名の参加者は一同ご満悦の様子でした。



▲一同「お〜」と感嘆したビュー。公用車のみ通行可のスロープなので、普段みることはできない。


田中がコーディネータをつとめさせていただいた座談会の会場は、4階と5階にまたがる吹き抜けの道場。特別ゲストとして、当時基本設計をご担当された高橋晶子さんをお招きし、あたたかな西日に包まれながら、設計や施工にまつわる楽しいお話をたくさん聞くことができました。


実空間に身を置きながら、北署に関する篠原一男氏の設計理念や進め方、施工の視点からみる構造などをお聞きし、「へ〜」とか「なるほど」といいながらお話を聞くのは有意義なものでした。取り壊しの是非を議論する緊急シンポジウムではこうはいきません。


終始「祝う」とは何かと考えていたのですが、一日北署と過ごしてみて、祝うとは、その建築をよく知ることなのだと思いました。



▲座談会は以下のメンバー(順不同・敬称略)。高橋晶子(ワークステーション・武蔵野美術大学教授)菊川泰彦(太宏設計事務所)鑪修次(鑪建築設計事務所)魚永幸人(竹中工務店九州支店設計部課長)本田義雅(増永組参与)宮崎聖二郎(三津野建設企画開発設計部執行役員)


1