今回のCNAC LAB+AAR共催シンポジウムは、建築家の松川昌平氏をゲストに迎え、「コンピュータと建築」をテーマとして討議を行いたい。松川氏は、従来の建築設計の行為を「コンピュータ」に置き換える「コンピュータライゼーション(コンピュータ化)」と異なり、建築設計の概念そのものを「コンピューテーション(計算)」の概念を照らすことによって書き換えようとする。建築における「コンピュータ(計算機)」の今日的な意味を考えることとしたい。
松川昌平|Shohei Matsukawa
000studio主宰、慶應義塾大学SFC専任講師
1974 年生まれ。1998年東京理科大学工学部建築学科卒業。1999年000studio設立。2009-11年文化庁派遣芸術家在外研修員および客員研究員としてハーバード大学GSD在籍。2012年慶應義塾大学SFC環境情報学部専任講師。アルゴリズミック・デザインと呼ばれる方法論の研究・実践を行いながら、建築の計算(不)可能性を探究する。共著に『設計の設計』(INAX出版, 2011)。訳書に『アルゴリズミック・アーキテクチュア』(彰国社, 2010)
テーマ:「コンピューテーションと建築」
ゲスト:松川昌平
ナビゲータ:藤村龍至
開催日時:11月30日(金)19:00 – 21:00
開催場所: CNAC LAB(東京都港区南青山5-4-30)
定員: 80 名(予約制)
参加費:無料(申込制)
申込URL:http://www.cnac.jp/lab/symposium/detail.php?entry_id=0000000049