東洋大学建築学科が鶴ヶ島市と協力して進めている「鶴ヶ島プロジェクト」の成果物を渋谷ヒカリエにて展示致します。学生たちが行政の公開情報をもとに今後50年間の財政分析を行い、事例調査やヒアリングをもとに鶴ヶ島市の全34施設のうち維持管理可能な面積を算出し、ありうべき施設像を住民とともにワークショップを繰り返し提案するものです。
毎回の投票によるランキング、模型の保存による履歴の可視化、議会会期に合わせた市役所ロビーでの展覧会開催など、ありうべきワークショップ像の提案にもなっており、公民連携を前提とした公共政策のあり方を提案するものとなっております。なお、会期中は毎日19:00-21:00に会場にてギャラリートークを開催予定です(最終日のみ開催なし)。
動画インタビュー
「8/TV/021 『公共建築から地域社会の将来像を考えたい』鶴ヶ島プロジェクト2012」
http://www.hikarie8.com/court/2012/11/2012.shtml
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公共建築から考えるソーシャルデザイン・鶴ヶ島プロジェクト2012
Social Design Thinking from Public Buildings・Tsurugashima Project 2012
会期 2012年12月3日(月) – 2012年12月8日(土)
時間 11:00 – 21:00(会期中無休)
場所 渋谷ヒカリエ8階 クリエイティブスペース 8/COURT(渋谷区渋谷2-21-1)
料金 無料
事前申込 不要
主催 東洋大学理工学部建築学科/鶴ヶ島市
高度成長期に人口が大量流入した郊外都市では、公共施設群の老朽化と住民の高齢化が同時進行し、将来財政難に陥ることが予想されています。東洋大学建築学科の学生55名は、そのような状況に応えようと埼玉県鶴ヶ島市の全面的な協力を得て、2012年4月から7月にかけて地元住民とワークショップを繰り返し、郊外都市の現状をつかみ、将来像を示す「鶴ヶ島プロジェクト」に取り組みました。ここではその成果物としてパネルと模型群を展示します。
オープニング 2012年12月3日(月) 19:00-21:00
ゲスト 藤縄善朗[鶴ヶ島市長] 乾久美子[建築家・東京藝術大学准教授]
コメンテータ 工藤和美[建築家・東洋大学教授] モデレータ 藤村龍至[建築家・東洋大学専任講師]
トークイベント1 2012年12月6日(木) 13:30-14:30
ゲスト 津田大介[ジャーナリスト] モデレータ 藤村龍至
トークイベント2 2012年12月6日(木) 19:30-20:30
ゲスト 内藤廣[建築家・東京大学名誉教授] コメンテータ 工藤和美 モデレータ 藤村龍至